JAFTA BLOG
2022.12.4
第34回秋の研修会が服部天神宮にて開催されました
先月11月20日(日)に大阪府豊中市にある「足の神社」服部天神宮の研修棟にて、第34回秋の研修会in大阪が開催されました。会場には22名参加、オンデマンド24名参加と、研修会委員3名、講師6名、計55名のご参加をいただきました。
ご講演いただきました先生方、ご参加の皆様ありがとうございました。
↑服部天神宮 禰宜(ネギ)の加藤大志様、現地参加の皆様と集合写真。
第34回秋の研修会は、セラピストさん、看護師さんを対象にした内容を計画しました。
まず、テーマ:足に関する学びを深める〜胼胝・鶏眼に関する学びを深める〜と題して、JAFTA会長 河合修三先生より「胼胝・鶏眼について」基本的な知識から、病院での対応の紹介、胼胝・鶏眼と間違いやすい症例などをご講演。夏に多い「足に毛が刺さっていて痛い」症例に驚きました。
サロンから和歌山でご活躍されている、ドイツ式フットケアサロン ミットミーア 代表の朱美蘭先生より「胼胝・鶏眼について」ご講演。日常サロンでの施術例をもとに、基本的な道具の説明、タイプ別のケア方法、サロンの運営内容、医療との連携をとてもわかりやすくお話しいただきました。
京都市にある深江形成整形外科医院でフットケアを担当されている、Personal Foot Care あしのコト相談所 代表 中村恭子先生より、「病院でのフットケアについて」ご講演。なかなかじっくりケアできない部分を、しっかりと患者様と向き合い、理学療法士・義肢装具士との連携、京都市内の靴店との連携で、じっくりと患者様のケアをされていて、セラピストならではのきめ細かい対応が印象的でした。
服部天神宮の近くにサロンがある、ドイツ式フットケアサロンBaumの黒田久美子先生より「サロン活動の紹介と介護や高齢者のフットケア」についてご講演。「フットケアを必要な方に届けたい」という思いで、地元での活動、専門学校、フットケアに関わる方への指導などご紹介をいただき、小さい活動の積み重ねが大きな成果を生むと感じました。
東京からはワイズハート 管理者 看護師 木場やよい先生より「在宅フットケアについて」、在宅フットケアの現状、問題点などについてご講演。在宅でのフットケアではフットケア以外に時間がかかることも多いのですが、足をケアすることで生活の質が向上することもあり、在宅でのフットケアの必要性を感じました。
企業PRとしてバン産商株式会社様より、「ポリマージェルパット」のご紹介をいただき、参加された方が興味を持って、現物を見たり、質問されたりして、フットケア施術後のセフルケアの参考になったと思います。
*研修会の詳しい内容について、来年1月のJAFTAニュースでご紹介をいただく予定です。
今回ドイツ式フットケアサロンBaumの黒田久美子先生より、服部天神宮のご紹介をいただき開催ができました。
服部天神宮は大阪市の阪急梅田駅から電車に乗り、服部天神宮の駅を下車してすぐの場所にあります。平安時代に菅原道真公(学問の神様)がこの地で足の病から回復されて、無事太宰府天満宮へご到着されたことにちなんで、「足の神社」として知られています。
(詳しくはこちらのHPをご覧ください https://hattoritenjingu.or.jp )
今回禰宜の加藤大志様に15分程神社境内のご案内もしていただき、参加者の皆様も興味深くお話を聞かれていました。(禰宜(ネギ)というのは、会社でいうと部長の役職になります)
神社境内には足に関するいろいろな奉納品、御守りなどがあり、下駄回廊にはサッカーワールドカップにちなんで、たくさんの願いが込められたサムライブルーの短冊がかけられておりました。
研修会後のアンケートではとても満足度が高く、足にちなんだ研修になり、「足の健康」に繋いでいけたと思います。
次回は来年の4月春の研修会を予定しております。(会場東京の予定)
多くの方の学び多い研修会にしていきたいと思います。
日本フットケア技術協会
研修会副委員長
快適な靴と足 WOHLTAT
藤井 恵
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