JAFTA BLOG
2019.11.26
秋の研修会報告
今年は少し暖冬のようで、やっと綺麗な紅葉の時期、11月17日(日)に秋の研修会を、滋賀県大津市の琵琶湖近くにある「コラボしが21」にて開催しました。
滋賀県は日本一大きな湖、琵琶湖がある場所で、最近は「ビワイチ」といって、自転車で琵琶湖を回るイベントなども開催されています。
関西研修会の中で滋賀県で開催するのは初めてで、お天気にも恵まれて、いい研修会となりました。
今回のテーマは「予防フットケア 〜健康な足に向けて〜」
5人の講師の方にご講演頂きました。
研修会内容のご紹介
「元気に歩き続けるためのフットケア〜足部の評価とフィードバックの活用〜」
山下和彦先生(了徳寺大学 教養部 教授)
「皮膚科医からの予防フットケアのポイント」
河合修三先生(皮フ科シューゾー院長 JAFTA会長)
「医療現場から、サロンへ〜独立の現状」
中尾智子様(フットケアサロンKoHaRu)
「生涯自分の足で歩くための『笑のトレーニング』
池川成子様(健康靴アイアイクック)
「CSソックスについて」
松藤 克也様(ファイブコンフォート 営業部部長)
いろんな分野の先生方にお話をいただき、大変勉強になりました。
山下和彦先生のお話の中に、「足部・足爪ケアは身体機能を改善する?」という内容の中で、フットケアを行うことで、足部・足爪の変化が起き、「転倒リスクの変化」、「足圧分布の変化」、「足趾、膝間力の変化」が出たデーターなどを見せていただくと、私たちがお仕事にしている『フットケア』はとても大切な仕事の一つになってきていると実感しました。それとこれから育つ子供の成長にも、「フットケア」は必要になってきていると思います。
会長の河合修三先生からは私たちフットケア施術者が知っておくべき内容をご説明頂きました。
何事にも基本がとても大切です。基本を知ることで、また次のステップへ進めると思います。
看護師としてお仕事されていた中尾智子先生のお話は、看護師の立場でお仕事されている方に大きな影響を与えたように思います。独立開業はとても大変ですが、お客様と直接向き合って仕事をする満足や喜びは大きいと思います。
池川成子先生の「笑いのトレーニング」は日常生活の中で自然と活かせることが多く、「笑う」ということで、体温が上がったり、気持ちがスッキリしたり、足にもとてもいいのではと思いました。
「CSソックスについて」ではソックスの特徴や商品紹介など頂きました。
最近は5本指ソックスでもいろんな種類が有ります。でも実際製作メーカー様からお話を聞くことで、より細かい利点なども知ることができて、とても参考になりました。
今回は上記の講演以外に「非医療者のヒヤリハットの例」として、写真をご提供いただき、その内容について、参加者、先生方にご意見をいただきました。
このように実際の症例についてお話しできるのもとても有意義なことだと思います。
日頃お仕事の中で気になることなどありましたら、ぜひJAFTAにお問い合わせ下さい。
今回ご参加いただいた方から、多くのアンケートを回答いただきました。
これを元にまた次回の研修会に向けて内容を吟味していきたいと思います。
もうすぐ12月、師走の時期になりますね。
今年もあと残り1ヶ月ですが、皆様もお体には気をつけてお過ごし下さい。
JAFTA 研修副委員長
快適な靴と足 WOHLTAT(ヴォールタート) 藤井 恵
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